|
神世界新聞 第7号(2010.7.1発行)
神世界新聞第7号の内容はいつも通り陳腐なもので、このようにバカげた新聞を作り続ける神経は全くもって理解できないが、批判材料としては使える。 第7号1面で目を引くのは、びびっと会主・和田美和の改名だ。和田はこれまで「美和」という本名を名乗ってきたが、第7号では「宮和」となっている。和田は数年間、「箕和」と名乗っていたこともあるが、ここに来て再度「宮和」と改名したのは、よほど良くないことがあったのだろう。例えば側近が集団で離脱するなど・・。 第7号で最も傑作なのは、尾崎幸廣弁護士が書いている「神書紹介」の記事だ。今回は「人間関係について」と題したものを載せているが、そこで尾崎弁護士が述べている内容は神書の記述とは全く違っている。 尾崎弁護士は、「(神書は)人間関係、その中でもその中核にある家庭の円満を非常に価値の高いものとしている」と述べているが、これは尾崎弁護士が実際には神書などろくに読んでいないことを暴露したものに外ならない。 尾崎弁護士のために神書の内容を少し紹介すると、神書では、
などと、親子や家族であっても理解したり、信じたりすることはできないものであり、自分の利益にならないと判断した場合は迅速に家族関係を解消するのが最適と述べている。これを真に受けて、離婚したり、親子関係が断絶したり、兄弟姉妹が離散した被害者がどれだけの数になるか尾崎弁護士は知っているのか? 「(神書は)家庭の円満を非常に価値の高いものとしている」という尾崎弁護士の主張は的外れも甚だしい。釈迦やキリストの教えに対する批判も一面的で誤ったものである。弁護士として依頼者の弁護に当たるのであれば、もう少しクライアントについて正しい認識を持つべきであるし、発言はもっと慎重であるべきだ。
裏面上部に掲載された、「奇跡話」(本人がそう思い込んでいるだけだが)を読むと、この人たちは人間の自然治癒力に対する知識が全くないようだ。人間の体には「免疫力」という素晴らしい能力が備わっており、体内に入った細菌やウィルス、また体内で発生したガン細胞などの異物から身を守ってくれるようになっている。言葉を変えると、人間は自分の体の中に「名医」を生まれながらにして持っているようなものだ。この免疫力は自律神経の働きと密接な係わりを持っており、本人の意思によっても免疫力は大きく変化する。「病は気から」などと言われるのは、ある意味では正しい。 |
||||||
|
新聞名をクリックすると批判記事にリンクします。 新聞画像をクリックすると大きな紙面を表示します。 |
|||
|
神世界新聞 創刊号 (2009.08.01発行) |
|
|
衰退の一途をたどる神世界が、なぜこの時期にこのようにバカげた新聞を発行したのかが謎だったが・・。どうやら神世界は再起を図る計画のようで、この新聞を使って以前の客に対する勧誘を再開させている。 |
|
神世界新聞 第2号 (2009.10.01発行) |
|
|
2面に掲載された写真で、白い着物を着ているのがびっびとのW田M和。他のスタッフなどからは、「W田にはもう霊感はない」と囁かれていることを彼女は知っているのだろうか? |
|
神世界新聞 第3号 (2009.12.01発行) |
|
|
1面に掲載された「金龍御神体」には笑わせてもらった。教主・S藤Tは文字を書かせても下手だが、画を描かせても小学生レベルであるようだ。神世界のことを全く知らない人にこの画を見せたところ、即座に発した言葉が、「ワッ、下手!」だった。 |
|
神世界新聞 第4号 (2010.01.01発行) |
|
|
前号までは1面の千手観音図に、「教主が描いた・・」とウソのキャプションがつけられていたが、私の批判を受けて4号からはその文言は削除された。裁判で嘘つき体質が暴露されるのを警戒したのか? しかし今さら削除しても遅きに逸していると思うが。 |
|
神世界新聞 第5号 (2010.03.01発行) |
|
|
(有)神世界や教主・S藤Tなどの代理人である、尾崎幸廣弁護士(菊水法律事務所)が神書に関する提灯記事を前号から書いている。書かれている内容は弁護士バッジの品位を低下させるものでしかない。 |
|
神世界新聞 第6号 (2010.05.01発行) |
|
|
創刊号から前号までは1面左上に彼らが”御神体”とする千手観音図を掲載していたが、私の批判を受けて、「これはまずい」と思ったのか6号では千手観音図の掲載を取りやめ、教主が書いた「神」の文字に入れ替えられた。 |
![]() 神世界新聞 第7号 (2010.07.01発行) |
|
|
第7号で目を引いたのは会主の名前が変わっている点だ。びびっと会主・和田美和の名前が「宮和」に変わっている(まさか誤植ではないだろう)。多くの側近に見放され、改名でもして気分を変えようとしたのか?(笑)。尾崎幸廣弁護士の神書紹介記事も笑える。尾崎弁護士はまともに神書を読んでいないことがバレバレだ。 |
|
神世界被害者の新聞批判 神世界新聞に対する批判を随時掲載しています。 メールまたは掲示板への投稿をお待ちしています。 |
|||
あのサイトに神世界新聞が
2009年8月中旬、「神世界は新聞を発行したらしい」という話が私のところへ伝えられた。しかし具体的な資料などは何もなく、私としては、「こんな時期に神世界が新たな新聞を発行することなど考えられない」と思い、新聞発行の報告は以前に神世界が発行したチラシ類を見誤ったのではないかと思った。私が「こんな時期」と思った理由は下記5の「なぜこの時期に新聞発行?」に詳しく書いたが、現在の神世界は客が激減し、大半のサロンを閉店せざるを得ない状況となっており、新聞を発行するようなタイミングではないと思ったからだ。
10月中旬になってから別の方からメールがあり、「以前に会主講話を公開したサイトに神世界新聞がアップされている」と教えてくれた。あの会主講話を公開した「御霊光は素晴らしい」というHPはあれ以来更新される様子はなかったので私はしばらくあのページは見ていなかった。報告を受け、あわててあのサイトを見てみるとそこには神世界新聞がアップされていた。
上記サイトにはサイト管理者の連絡先などは一切書かれておらず誰が運営しているか不明なので制作者等の了解を得てはいないが、そこからダウンロードさせてもらったのが下記の神世界新聞だ。「御霊光は素晴らしい」のサイトを作っている方がこの記事を見ておられたら、ぜひfujiyaまで連絡をいただきたい。その後、神世界新聞を持っているという人と連絡がつき、大きさなどを確認してもらったところ神世界新聞は上質紙にカラー印刷されており、大きさは273mm×405mmでA3用紙を少し小さくしたサイズとのことだ。インクジェットプリンターやレーザープリンターでパソコンから印刷したものではなく、専門業者の手で製版印刷がなされたと思われる仕上がりで、かなりの部数を作成したと思われるとのことだ。
神世界新聞創刊号(2009.8.1発行)、神世界新聞第2号(2009.10.1)を見て
1、新聞の概要
ダウンロードした紙面をつぶさに観察してみた。神世界新聞は2009年8月1日に創刊号が発行され、2009年10月1日に第2号が発行されているので隔月で発行する予定のようだ。
新聞の題字「神世界」は教主(S藤T)が書いたものだということが第2号の記事に書かれている。ある書道家が教主が書いた色紙やライセンスの文字を見て、「小学生が習字で『失敗した』と捨てる程度のもの」と酷評したことがあったが、神世界新聞の題字もその程度の文字であり、お世辞にも誉められるような文字ではない。普通なら新聞の題字に使えるようなものでは到底ないと思われるが、教主周囲の者は誰一人として「王様は裸だ」と言えない連中ばかりなのでこんな恥ずかしい文字が題字として使われることになったのだろう。
創刊号の執筆者は教主(S藤T)、陽龍(H原Y子)、会主(M入E実)の3名、第2号の執筆者は前記3名の他11名のスタッフや客と思われる者が創刊号を読んだ感想などを述べている。
この新聞では神世界の実質的トップ・S藤Tに対する呼称として「教主」という呼称が繰り返し使われている。神世界内部では数年前から教主という呼称が禁止され、「神書を書かれた方」と呼ぶように指導されてきたのだが、ここにきて再び「教主」という呼称が復活したようだ。お得意の”神様スピード”が復活したのだろう。
裏面には神世界が御神体としている千手観音像がほぼ紙面一杯に薄色で印刷されており、その上に文章が印刷されている。ありがたみを増すためにこのような演出をしたのだろうが、御神体の上に文字を印刷するなど甚だしく神を冒涜する行為だ。神世界がやっていることは天皇陛下の写真の上に文字を印刷して出版したのと同じ行為だ。偽りの御神体であればこそ、こうした不謹慎なことが平気でできるのだろう。
記事の内容は下記にて順次解説するが、一言で言えば”神世界は宗教団体だ”という論調であふれている。これまで散々、「神世界は宗教ではない。会社だ」と言って客の目を欺いてきたことなど太陽系のかなたへ忘れ去ったかのようだ。
2、あきらかな嘘
![]() |
| 岡田茂吉が描いた千手観音像が 掲げられている神世界本部神殿 |
![]() |
| 神世界新聞トップの大ウソ説明 |
|
時節が到来して、いまここに神世界の方針をあまねく知って貰う必要があると判断し、本紙発行の運びとなったものです。今まで私が神様の啓示を教えとして伝える場合、ほんの数人の人々に伝え、浸透を図って参りましたが、これからは、神意に基づき、本紙を通し、「主」としてもっと大勢の人々に神様の啓示を伝えてゆきたいと思っています。 |
教主は言葉の使い方を知らないようだ。「時節到来」というのは自らが努力した結果、取り巻く環境や外的要因が自身にとって良い方向に変化してきたときに使う言葉だ。教主は神世界を取り巻く環境を変えるために今日までどのような努力をしてきたのだ? その結果、神世界の環境、外的要因のどこが良い方向に変化したというのだ?
|
蓮如上人御一代記聞書讃解第105条
■聞書本文 |
これのどこが「時節到来」なのだ? これが御霊光をたっぷり浴びてきた結果なのか? 現在の神世界は満身創痍の状態であり、神世界に対しては逆風が吹きまくっている。神世界は今や崩壊寸前の状態であり時節到来とはほど遠い状態だ。病院で脳検査を受けた方がいいのではないか?
教主は勝手に”時節が到来した”と判断したようだが、神世界の現状をどのように分析すればそのような結論に至るのか教えてほしいものだ。常識的に考えれば神世界を取り巻く現状は最悪の状態であり、神世界の問題点を改善することなく新聞など発行してみてもこうして批判の対象にされるか、古紙回収のゴミを増やすだけだ。
文中、教主は「これからは本紙を通しもっと大勢の人々に神様の啓示を伝えてゆきたい」と抱負を述べているが、「時節が到来」と「大勢の人に・・」を現実的に翻訳すると、「神世界はこのままでは崩壊してしまう。なんとしても金を払ってくれる客がほしい。客集めに使うアイテム(新聞)を作ったので、これを使って客を集めてくれ。この時期を乗り切らないと神世界は潰れてしまう」ということだろう。
教主が本当に、「時節が到来し、神世界の方針をあまねく知って貰う必要があると判断し、もっと大勢の人々に神様の啓示を伝えてゆきたい」と思ったのであれば隔月発行のこんな新聞では何の役にも立たない。教主自身が人々の前に姿を現し、自らの口で神世界の方針や神様の啓示を伝えるべきだ。かつてのオウム真理教・麻原彰晃(本名・松本智津夫)はマスコミを最大限に利用してオウムの宣伝をしていた。神世界教主もマスコミに堂々と顔を出してみろ。教主・S藤Tが自ら顔を出さずして真の拡大などできる筈もない。自分のやっていることが正しいと確信するなら顔出しは何ら躊躇することはあるまい。
4、隠蔽体質と新聞発行のミスマッチ
神世界という団体は極めて閉鎖的で隠蔽体質の強い団体だ。神世界が閉鎖的団体となるのはこの団体のやっていることから考えれば当然のことだ。心の弱っている人、体が弱っている人の不安に取りつき、先祖の霊の祟りや健康不安を煽って金を巻き上げるような営業をしてきた者が正々堂々と人々の前に出てくることができないのは当然だ。
神世界が一時期勢力を大きくすることができたのは”ターゲットの絞り込み”に成功したからだ。1,000円程度の”お試し価格”で客を拾い、その客が”有効なターゲットになり得るか”を見定め、「これは行ける!」と判断すると時間をかけて言葉巧みに神書、御霊光、高額祈願へと導き高額な金を巻き上げていくのが神世界の手口だ。客から「ここは宗教なの?」と尋ねられると「いいえ宗教ではありません。会社です」と言って客を安心させ騙し続けてきた。
こうした”神世界流”の手口で客から金を巻き上げる商法を成功させるには、”マンツーマン”もしくはそれに近い形で客の囲い込み、そして取り込みを図ることが大切であり、大勢に広く呼びかけ、「文字」という証拠が残る「新聞」という媒体は神世界商法には合わないのだ。カルトの勧誘はコッソリと人目につかないようにして「人間関係」を巧みに使って個人の心を取り込むことによって成り立つ悪行だ。
神世界は最盛期であってもサロンの看板を上げることもせず、一部のサロンが開設していたホームページも閉鎖させるなどして世間から隠れ閉鎖的な運営をしていたにも係わらすこれだけ大きな被害を出すだけの”実績”をあげることができたのはそうした個人勧誘が功を奏した結果だ。
新聞を出せばそれを見るのは神世界に脳を汚染された人ばかりではない。普通の判断力を備えた人が神世界新聞を見れば、「なんだこれは!?」とそのぶっ飛んだ内容に唖然とし、その新聞を持っている者を奇異な目で見るだけだ。
繰り返すが、神世界のような怪しげな営業内容を拡大させるには”新聞”という公の媒体はそぐわないのだ(神世界新聞が不特定多数を対象にしたものであればという前提であるが)。
似たような事例としてオウム真理教が衆議院議員総選挙で大敗した例がある。オウム真理教も個人が個人を勧誘する活動によってどんどん組織を大きくして行ったが、それに勢いづいて1990年の第39回衆議院議員総選挙に麻原彰晃(本名・松本智津夫)や教団幹部ら25名が立候補した。しかし全員が法定得票数にすら達せず惨敗した。カルトは個人をターゲットにした勢力拡大では手腕を発揮できるがカルトのバカげた理論を世間に広く流布させることなどできないことを立証した出来事だった。
2007年12月末の神奈川県警による強制捜査とそれに続くマスコミの神世界報道によって神世界の名前は日本中に知れ渡った。「神世界」という名称が人目につくことを恐れた神世界トップはあろうことか神世界本部(山梨県甲斐市玉川18)に設置してあった自社の看板、「21世紀は神世界」から「神世界」の文字を白く塗り潰してしまった。”自分たちは悪いことをしていない”という自信があるのなら自社の看板を塗り潰すようなバカなマネは絶対にしない。自らの手で自社の看板を塗り潰した神世界の行為は自らの有罪を公に認めたのと同じだ。
このような自殺行為をしておきながら、その後社会に対する何らの説明もないまま今になって突然新聞を発行し、神世界の宣伝を始めるなどという行為は180度方向の違う行為だ。私は今回の新聞発行の真の目的がどこにあるのか、しばらく頭をひねった。
そうこうするうちに各地から神世界はこの新聞を下記6のようにして”活用”しているという情報が入りだした。
5、なぜこの時期に新聞発行?
多くの宗教団体が独自の新聞を発行している。世界救世教は「光明新聞」、神慈秀明会は「秀明」、創価学会は「聖教新聞」、浄土真宗本願寺派は「宗報」、浄土真宗大谷派は「同朋(dobo)」など各団体は信者の教宣活動を目的にした新聞を発行しており発行部数は数万部に及ぶものが多い。
神世界新聞が神世界の最盛期に発行されたのであれば発行の目的はある程度理解できる。組織の勢いが上向きの時はつい調子に乗って、「うちの教団もかなり大きくなってきた。新聞でも出して更に拡大を図ろう」等と欲を出すことはあり得る。この組織の名称が「千手観音教会」から「あっとらんどFuji」に変わった2001年当時に簡単な会報を月刊で発行したり、びびっととうきょうが予定表程度の会報を発行していた時期もあるが、こうした会報を発行していた時期はこの団体が”上昇気流に乗っていた”からこそ会報発行も可能であった。びびっとの予定表を見ると「のど自慢大会」のお知らせまで載っており、浮かれぶりが垣間見える。今では考えられないことだが当時は神世界関係のHPもいくつか作られていた(今は全て閉鎖されている)。
現在(2009年10月)神世界が経営していた大半のサロンは閉店に追い込まれ、最盛期と比較すれば客は激減している。神世界がこのように凋落の道をたどったのは”自業自得”であるが、凋落に至った原因を何ら改善することなしに新聞を発行したところで何の役にも立たないことは明らかだ。これまで一切の説明責任を果たさず沈黙を続けてきた”怪しげな団体・神世界”が発行した新聞など誰にも相手にされないことは分かりきったことだ。神世界関係者であっても神世界の現状を正しく認識していれば新聞を発行しただけで崩壊しかけている神世界を立て直すことなど到底できないことは分かるはずだ(神世界に酔い、盲目状態となっていれば別だが)。
普通に考えると神世界がこの時期に新聞発行をした意味がなんとも理解しがたいのだが、新聞発行後の神世界側の動きを見てみると徐々に新聞発行の目的が見えてきた。
6、新聞発行の真の目的
すでにこの神世界新聞を見せられて神世界への勧誘を受けたという報告が数件寄せられている。
●証言1
葛飾区在住のAさんは、前の会社で一緒に仕事をしていたBと偶然出会って話をしていた。そのうちBはカバンの中から神世界新聞を取り出し、「とうとう新聞を出すことにもなったから話すんだけど・・・」と言ってAに神世界の説明を始めた。話を聞いているうちにAさんはBが全ての出来事を「神様のおかげ」と捉えていることに異様な雰囲気を感じ、「危険」も感じたAさんは適当に話をはぐらかして早々にBと分かれた。
●証言2
サロンに疑問を感じ、しばらくサロンから遠ざかっていた港区のCさんところへ9月上旬、神世界関係者から電話があり、「とても大切な見てもらいたいものがあるのでサロンに来てほしい」と言われた。しかしCさんはすでに神世界に疑問を感じていたので誘いを断った。
●証言3
Cさんと同じようにサロンから遠ざかっていた千葉のDさんにもスタッフから巧みな誘いの電話があり、Dさんはサロンに出向いてしまった。すると案の定、神世界新聞を渡され、これからも続けてサロンに通うように説得された。その際、Dさんに対しスタッフは「訴訟の部分は外に出さないように注意してほしい」と言った。
![]() |
| 弾丸報告書(新規用、リピーター用) |
![]() |
| 火の玉隊活動報告書 |
7、弁護士の責任
神世界新聞には、「法律解説・宗教活動がなぜ?」と題した記事が大きな面積を占めて掲載されている。この記事は創刊号にも第2号にも掲載されており今後も連載されるようだ。他の記事よりもやや大きなポイントの活字を使い読みやすいように配慮されており、この新聞を発行したもう一つの目的はこの記事を信者に読ませることにあったのではないかとも思われる。
記事は神奈川県警が神世界に対して強制捜査を行ったことへの疑問に始まり、宗教活動に警察が詐欺の容疑をかけるのは筋違いだという内容が、一問一答形式で書かれている。回答者が弁護士であるといいながら回答している弁護士の氏名は一切書かれていない。
表題が、「宗教活動がなぜ?」となっていることにまず驚かされる。大多数の神世界被害者は「宗教活動」という言葉が唐突に現れ、何のためらいもなく宗教という言葉が繰り返し使われていることに驚くのではないだろうか。
私は約200名以上の神世界被害者から話を聞いているが、大多数の被害者が口を揃えていうのは、被害者が神世界に通っていたとき、「ここは宗教なのでは?」という疑問を抱き、スタッフや先生と呼ばれる者に、「ここは宗教なのですか?」と尋ねたとき、決まって彼ら(彼女ら)神世界関係者は、「ここは宗教ではない。会社です」と答えていたと証言している。被害者は口を揃えて、「神世界が宗教だと分かっていたらあんなところに通いはしなかった」と言っている。
被害者は神世界が宗教ではないという言葉を信じて通い続けていた。オウム真理教事件後、市民の宗教やカルトに対する警戒心は高まっており、ここが宗教だと分かっていたら大多数の客は通うことはなかった。神世界被害の根本には神世界が繰り返し客に言っていた、「宗教ではない」という言葉が大きなウエイトを占めていることを忘れてはならない。神世界側は市民の宗教に対する警戒心を察知していたからこそ宗教色を隠し、サロンやデトックスなど、女性に警戒されない名称を盛んに用いて営業してきた事実がある。
回答者である弁護士は神書は読んでいるのか? 神書の232ページ、「信仰は不必要」の項にはこう書かれている。
信仰とは信じて尊び心の支えにしたり生きる基準にする事で、簡単にいえば最も強く信じる事であるから最も危険である。「信じる」とは信じる必要があり信じなければ成り立たないから、信じる対象が不安定・不完全・当てにならない・あやふや・実体がわからない事を意味している。もし確実であれば信じる必要がないから信仰も不必要なのである。
(中略)
しかし現実には主な世界的大宗教のユダヤ教・キリスト教・仏教においては数千年も活動しているし、全世界では無数の宗教が活動しているのに病気と貧乏と闘争は大昔から今に至るまで継続していて、世界中のどこにも永遠の幸福者の国や地域が存在しない事実は、今までの宗教の教えが全部間違いで人類の幸福実現には無力だった事を証明している。
したがって本物の神様が地上に出現して人類の幸福を実現した時には、全世界のすべての宗教は全く不必要な存在となって完全消滅するのである。
神書では現存する宗教や信仰を全否定しているんだぞ? 神世界は宗教や信仰とは全く違い、「神様との取引」で客は利益を得ることができると説明してきた。神様との取引には客が金を出すことが最重要であり、そうすることによって幸福が実現すると繰り返し述べている。「神様に金を払えば幸福が得られる」などという宗教が存在するはずもなく、神世界が宗教とは無縁のものであることは明白だ。
それにも係わらず神世界新聞紙上で弁護士が回答している下記の内容はなんだ? 人をバカにしているのか?
要するに、宗教行為は、宗教的確信に基づく限り、詐欺とは無関係なのです。(神世界新聞創刊号「宗教活動がなぜ?」問2への弁護士回答)
こんな回答で神世界の擁護ができるとでも思っているのか? 一連の回答をしている弁護士は神世界がどのような手口で客から金を巻き上げてきたのか分かっているのか?
これまで神世界が客に対して神世界は宗教であることを明らかにした上で営業活動をしてきたのであれば「宗教行為は・・」という弁護士の回答も少しは役立つかもしれないが、客は「神世界は宗教ではない」という言葉を信じて金を出してきたのだから宗教行為は云々という講釈は的外れだ。信仰や宗教を完全否定している神世界関係者に宗教的確信などあろうはずもない。
神世界がこのような新聞を発行し、弁護士を紙面に登場させて宗教行為は詐欺の対象にならないとする論陣を張ろうとしているのは警察や被害者の追及をかわすために宗教へ逃げ込み、保身を図ろうとしているだけだ。
神世界が雇ってきた弁護士はこれまで何人もが途中で解任されている。それは神世界が行ってきたことを知れば知るほど神世界の行為は弁護に値せず、被害者を救済すべきだという見解に弁護士がたどり着くからだ。神世界側にその意見を出した途端に神世界は弁護士を解任したのだろう。
企業側弁護士として神世界から金をもらっている以上は神世界の弁護をせねばならないのは分かるが、弁護士としての気概と法を守るという弁護士の本分を忘れないでほしい。
神世界のために多くの女性が人生を狂わされてきた事実から神世界側弁護士は目をそらしてはならない。神世界は短期間に数百万円、中には1,000万円を超える金を多くの女性に支払わせ、被害者が受けた経済的、精神的損害は甚大なものがある。神世界のために生活が破綻し、友人からも家族からも見放され、社会的にも孤立している多くの被害者がいることを忘れてはならない。
こうした被害を与え続けてきた神世界という団体を依頼人だからという理由で弁護士が全面的に擁護するのは間違いだ。このような団体が今後も存続すれば新たな被害者が発生することは目に見えている。それは結果的には弁護士が霊感商法に手を貸したのと同じことだ。次に被害に遭うのは弁護士の家族かもしれない。神世界側弁護士は、あなたの娘さんやあなたの奥さんが神世界に嵌っても「宗教行為は詐欺とは無関係」と言って安閑としていられるのか?
宗教と霊感商法は全く別次元のものだ。神世界側弁護士として為すべきことは、神世界が行ってきたことを精査し、神世界に然るべき社会的責任を取らせた上でこの企業の解散手続に手を貸すことが企業側弁護士の責務ではないのか。
神世界新聞第3号(2009.12.1発行)を見て
神世界新聞は第2号までが発行された段階でこのサイトでもその内容を紹介した。当サイトで神世界新聞の陳腐さについて散々酷評したので、神世界側も恥ずかしくなって第3号の発行は見合わせるかと思っていたが、なんと性懲りもなく第3号を発行したようだ(下記)。いつの間にか前回と同じく、「御霊光は素晴らしい」というHPに第3号がアップされていた。
第3号の内容は相変わらずバカバカしい内容でしかないが、特筆すべき点が一つある。それは弁護士が実名で神書について感想を述べている点だ。
| 神世界新聞第3号(2009.12.1発行) | |
|
|
|
神書を読んでまず感じるのは、偽善的な要素が全くなく、率直明朗ということである。古事記の読後感に似ている。神世界の活動に批判的な人は、その内容が不合理だとか非科学的だとか盛んに攻撃するが、そのようなことを言えば、聖書もコーランも仏典も科学的には証明できない内容に満ちているのであり、現代の科学を越えたところに宗教が成立するのである。 |
日本には「言論の自由」があるのだから、例え弁護士であろうとも思ったことを述べるのは許される行為なのだろうが、現実にこれだけ多くの神世界被害者が存在することを知りながらそれでも敢えてこうした発言をする弁護士がいることには驚きを禁じ得ない。
尾崎幸廣弁護士(菊水法律事務所)は弁護士になる前は約30年間検事を務めてきた。検事在職中は公安調査庁に属していた時期もあり、緒方重威公安調査庁長官(1993年当時)の下で審理課長を務めていたこともある。
周知の通り、緒方重威は在日本朝鮮人総連合会(朝鮮総連)中央本部の売却を巡り、詐欺罪で起訴され現在公判中の人物だ。緒方重威は東京都内に所有する不動産を神世界に賃貸し、月数百万円に上る賃料を得ていた。
尾崎幸廣弁護士がどのような人物かネットで検索してみるとたくさんの情報が得られる。下記は平成20年1月25日号の「國民新聞」第19131号に「年頭所感」として尾崎氏が書いている文章だ。
|
平成二十年が天皇国日本にとって、少しでも良い年になりますように。 |
上記を読んだだけでも尾崎氏の人間像が概略お分かりいただけると思うが、更に詳しく尾崎氏について知りたい方は下記の動画(約1時間20分)を参照していただくと尾崎氏の人物像が見えてくる。
http://circle.zoome.jp/matarihosyu/media/1627
なお上記動画は、「日本文化チャンネル桜(スカパー!217ch)で放送した内容だ。「日本文化チャンネル桜」がどのような性格の番組であるかは動画の冒頭を見ただけですぐに分かる。
神世界新聞第4号(2010.1.1発行)を見て
神世界新聞は第1号から第3号までは隔月に発行されていたが、第4号は前号発行から1カ月後の2010年1月1日付けで発行されていた。
| 神世界新聞第4号(2010.1.1発行) | |
|
|
1、コソコソと修正
神世界新聞第4号の内容はこれまでのものと大差なく、相変わらず荒唐無稽な内容でしかないが1〜3号とは違っている点もある。それは1面左上に毎回掲載されている千手観音図の説明文だ。1〜3号までは、「教主様が開祖にあたり、全身全霊を込めて描かれた御神体である」とキャプションがつけられていたが第4号ではそのキャプションは削除されている。
これは私が、「あきらかな嘘」と題してこの千手観音図は世界救世教教祖・岡田茂吉が描いたものであるとこの記事中で指摘したことを受けて、あまりにもバレバレの嘘はまずいと思って変更したのだろう。
神世界の連中は厚顔無恥な新聞を出し続けているが、批判されると慌てて態度を豹変させる小心者でもあるようだ。
なお、この千手観音図の出所に関する詳しい内容は「盗作」で詳しく解説している。
武装解除された千手観音の記事で紹介した、「武器を持たない千手観音図」は最近は登場しないようだが、これは千手観音図の作者である世界救世教教祖・岡田茂吉が没してから50年以上経過し、オリジナルの千手観音図の著作権が切れたため、神世界の連中はオリジナルの千手観音図を「勝手に」使用しても良いと勘違いをしているためだ。
神世界には「有能な」(笑)弁護士がついていながら、「著作者人格権」については無知であるようで、「著作権」は没後50年で切れるが、「著作者人格権」は永久に消えない。
「著作者人格権」というのは、作者の死後何十年経っても、その作品を使用する時は誰が作ったものであるかをどこかに表示しなければならないというものだ(著作権法60条)。
岡田茂吉が没してから50年以上経過し著作権が切れたからといって、これを「自分が描いた」と嘘をつき、岡田茂吉の落款(サイン)である「自観」を勝手に書き換える行為は著作者人格権を侵害する行為だ。
このような法律的問題点を突くまでもなく、他人の作品を、「教主が描いた」などと虚言を呈する行為がいかに卑しい行為であるかはいうまでもない。
2、教主からの挑戦状
もう一つの特徴は教主の発言にこれまでとは違った挑戦的な発言が見られる点だ。
第4号の冒頭に、”奇跡の現象”今年から顕著にと題した教主の発言(下記枠内)が載っているが、この中で教主は、「拡大」や「浸透」、「包括」、「加速」などの言葉を多用し、今年は神世界が拡大すると嘯(うそぶ)いている。
教主のこうした挑戦的(誇大妄想的)な発言は神書にも満載であるが、いまこの時期に発行した新聞で敢えて神世界拡大を宣言したのは警察や弁護団、被害者に対する宣戦布告なのだろう。とは言ってもこんなバカげた新聞の記事を警察も弁護団もまともに取り上げることはないであろうが。
それにしても教主の日本語はおかしい。ひょっとすると教主は日本人ではないのかと思わせるほどだ。
教主は神世界新聞第4号の中で、「神世界は、宗教を超越した宗教であり、そうなると宗教という境界線や分類を飛び出していく事になり・・」と書いている。「宗教を超越した宗教」などというバカげた日本語があるか? 「宗教を超越した別次元のもの」ということを言いたかったのだろうが、「宗教を超越した」と言っておきながら超越したはずの「宗教」に再び舞い戻ってきたのでは全く超越などしていないではないか。
これは現在行われている損害賠償訴訟で、「宗教ではない」という発言がやり玉に上がっているため、「神世界は普通の宗教ではない」とする防御線を張っておきたいのだろうが、こんな稚拙な日本語能力では到底勝ち目はない。
|
神世界は、宗教を超越した宗教であり、そうなると宗教という境界線や分類を飛び出していく事になり、これが御霊光の拡大や浸透に比例して、時の経過とともに宗教の枠を超え続けるのです。 |
3、尾崎幸廣弁護士の神書解説
神世界新聞第4号では前回に引き続き、弁護士の尾崎幸廣が神書に対する提灯記事を書いている(下記枠内)。
尾崎弁護士もせっかく弁護士として記名記事を書くのだから、もう少し格調高く説得力のある記事を書いてほしいものだ。弁護士としてクライアントの利益を守る立場に立たねばならないのは分かるが、神書のバカげた内容をそのまま肯定するようでは今後の弁護士としての活動にも悪影響が出るのではないかと他人事ながら心配になる。
尾崎弁護士の文章中、「共同募金箱にお金を入れる人は、自己の生活を犠牲にしない程度のお金を入れるのである」という部分には激しい怒りを感じた。生活を犠牲にさせ、被害者からあり金を搾り取ったのは誰なのだ?
尾崎弁護士には神世界に数百万円、中には1000万円を超える金を騙し取られ、家族、夫、友人を失い、生活を破綻させた神世界被害者が全く見えていないのか? 神世界が被害者から奪い取った金は共同募金箱に入れる程度の金だったとでも言いたいのか?
尾崎弁護士は、「まじめな気持ちで御霊光を体験すれば、必ずその効用が実感できると(神書は)説いている」と述べているが、では尾崎弁護士はその御霊光とやらを実感し、その効用を証明できるのか? 「弁護士」という肩書きで文章を書く際は、自分自身がそれを確認し、納得していなければ第三者に対して肯定的な意見を述べるのは差し控えるべきではないのか。「実感できると説いている」とすることで、「神書にはそう書いてあると解説しただけだ」と逃げるつもりかもしれないが、あなたには弁護士としての良心は微塵も残っていないのか?
私がなぜこのような活動を続けているか神世界幹部もが理解できないようだが、尾崎弁護士もそれは同じなのだろう。
神世界のS藤Tは、「困っている人がいるから手を貸す」という人間として当然の行為が理解できないようだが、尾崎弁護士も見返りのない行為に人が手を貸す行為は理解不能であるようだ。
神世界事件とは何の関係もない私がこうして神世界批判サイトを作り、被害者や弁護団、警察、マスコミなどと連携して神世界事件を解明しようとしている行為は、尾崎弁護士に言わせれば、「そもそもそんな人が現に、この世に存在するかは疑問である」ということになるのだろう。
神世界はこれまで何人もの弁護士を取り替えてきたが、S藤Tと考えを同じくする尾崎弁護士を得たことで、”勇気百倍”になっているのだろう。「同じ穴の狢(むじな)」という格言がぴったりする光景だ。
|
神書は、これまでの宗教が「世のため人のために尽くせ」とか、「他人を助けるために自分を犠牲にせよ」などと敢えているのを強く批判している。 |
![]() |
| 2009年5月頃に行われていた工事 |
1、神奈川県警の捜査員が世間を煽るために行った。
2、神奈川県警が偏見に基づいて敢えて行った世論操作。
3、神奈川県警の甚だ軽率な勇み足。
神奈川県警をここまで侮辱、嘲笑し、こけにすることがどのような結果を招くか予測できないのは愚かだ。調子に乗りすぎた者には大きなしっぺ返しが待っているだろう。
多くの神世界被害者が損害賠償訴訟を提訴している中で、このような新聞を出し続ける神世界の姿勢は大いに批判されるべきことだが、反面、新聞に書かれた記事を通して彼らがいま何を考えているのかを伺い知ることができる側面もある。しかし記事のどこまでが本音で、どこからが虚栄かを十分吟味してかかる必要がある。
神世界新聞 第5号を見て(2010.3.1発行)
| 神世界新聞第5号(2010.3.1発行) | |
|
|
神世界新聞第5号(平成22年3月1日発行)〈法律解説〉宗教活動がなぜ?一問一答
問1
最近、「被害対策弁護団」なる弁護士グループが、新たに刑事告訴する方針を固めたとの報道がありましたが、今頃、何故、このような動きに出たのでしょうか。
答1
一言でいえば、「被害対策弁護団」と称する紀藤弁護士らのグループの焦りの現れだと思われます。
この弁護士グループは、平成21年5月29日付で民事訴訟を提起し、同年12月25日付で追加提訴したわけですが、これらがいずれも、その都度マスコミによって報道されているように、この弁護士グループは、何かといえばマスコミを利用しようとしますし、民事訴訟を有利にするために、敢えて警察権力をも利用しようとするのです。
このようなパフォーマンスをよくする割には、民事訴訟の訴状の内容がお粗末で、主張に具体性を欠くため、一向に訴訟が進行しないことから、裁判所は、再三、具体的な主張を行うよう求めているのですが、紀藤弁護士は、前回の弁論期日において、愚かにも、「警察の捜査による解明をまって明らかにしたい」などと、何ら理論的な裏付けもないまま提訴に及んだばかりか、民事訴訟に警察力を利用するという禁じ手を使おうとしていることを敢えて表明しているのです。
しかしながら、この欄で繰り返し述べているように、今回の告訴の受理と捜索差押え等は、通常ではあり得ない無理筋の捜査であり、それ故に行き詰まりの様相を呈しているわけですが、そのため、この弁護士グループは、民事訴訟の追行上の手詰まり感から焦りの色を濃くし、これを打開し、民事訴訟を有利に展開させようとの意図に加え、依頼者らに対しても、ちゃんと仕事をしていると思わせる狙いから、今回の告訴騒ぎに及んだもので、このような意図のもとにマスコミ利用というパフォーマンスに出たのだと思われます。
問2
このような告訴は、受理されるものなのでしょうか。
答2
本紙第2号において、「(捜索差押えの契機になった)告訴の受理そのものが差し控えられるべきだった。」旨述べ、第3号において、「告訴をする人の中には、民事的なトラブルを有利に解決する目的などの不純な動機で告訴する人がないわけではないので、警察も告訴を受理するか否か慎重に検討するのが常であり、実務的には、ほとんど不受理とされるのが実体と言っても過言ではありません」旨述べたとおり、告訴は本来、告訴人の一方的な言い分なので、捜査機関もこれを受理するか否か、慎重に対応するのが一般的です。
以前の告訴は、神奈川県警独自の必要性から、敢えて受理した一面もあったと思われますが、その後の捜査で、皆さんの信仰心が本物であることから、犯罪性は存しないことが判明した筈であり、また、今回の追加告訴の動きに対しては、既に神奈川県警独自の必要性はなくなっておりますし、被害対策弁護団なる弁護士グループの不純な動機も白日の下に明らかとなった訳ですから、事ここに至っては、神奈川県警も民事不介入の原則に立ち返り、被害対策弁護団なる弁護士グループの魂胆に振り回されることは回避する筈ですから、これを正式受理することは躊躇する筈だと思われます。
(以下、次号)
神世界新聞 第6号を見て(2010.5.1発行)
| 神世界新聞第6号(2010.5.1発行) | |
|
|
神世界新聞の第6号が2010年5月1日付けで発行されていた。原本は、これまでと同じく、「御霊光は素晴らしい」というHPで公開されている。
第6号で大きく変わった点はこれまで1面左上に掲載されていた千手観音図の掲載を取りやめた点だ。この千手観音図については私が再三その欺瞞性を指摘していたものだが、岡田茂吉が描いた千手観音図を「教主が描いた」などと虚言を呈したり、著作者人格権を無視した掲載を続けることが裁判に不利になると彼らも判断したのかもしれない。それにしても私の指摘をよく受け入れてくれることには感心する(笑)。
神世界新聞に掲載された千手観音図が二種類あることを指摘していただいた方があり、私も言われて初めて気づいた。それについては、「同じ紙面に二種類の千手観音」に別途掲載した。
第6号でのもう一つの着目点は冒頭に掲載された教主の言葉だ。教主は、「神示は、発表できる事と出来ない神秘があります。その中で今、神意は各グループ独自の活動を神世界に統一することなのです。主宰神の御座所である神世界にすべての人々と団体が入り、神世界をひとつに進化発展するのです」と述べている。
これが何を意味するものであるか、その真意は不明だが、文面通りに受けとめれば、びびっとやえんとらんす、みろく、その他分社化した小さな系列会社を神世界に統合整理しようとしているようにも受け取れる。各社とも大幅に客が減り、スタッフの給料を支払うのも大変な状態になっているので、それらを統合整理し経費削減を図ろうとしているのかもしれないので、スタッフや先生は人員整理の対象にされないように今のうちから十分ゴマを擂(す)っておく方がいいかもしれない。
もう一つの読み方は観音会との関係を整理しようとしているようにも受け取れる。観音会は神世界の前身であり、S藤Tの父親が昔からやっている団体だが、神世界各サロンの暴走に対して観音会が色々と口出しをしたり、神世界幹部が大挙して観音会に移籍した動きがある。このままでは神世界は観音会に勢力を奪われてしまうと危機感を抱いたS藤Tは巻き返しを図るために各社を神世界に統合し結束を高めようとしている可能性もある。
2面下部の「一問一答」にはそれを受けたかのように、神世界が複数の会社組織である点に無理があると述べ、更に、「宗教団体が莫大な資金を集めても、誰も霊感商法とは言わない」とまで述べていることから推測すると、神世界は系列会社を神世界に統合し宗教法人にしようとしているのかもしれない。
今後の神世界内部の動きに注目していく必要がある。
第6号にも尾崎幸廣弁護士が「神書紹介」の記事を寄稿している。今回は「本当の信心」と題して書いているが、その中で尾崎氏は、「神世界の人たちとの交際を通じて、私がはっきり言えることは、神世界は茶番でも「かのように」でもなく、本心からの信心によって成り立っているということである。神書が教主の懸命の努力によって誠心を込めて成ったことは、この疑り深い私にも信じることが出来る」と述べている。
尾崎氏が神世界に傾注するのは個人の勝手であるが、多くの被害者から多額の金を奪い、被害対策弁護団が作られ、損害賠償訴訟の被告になっている神世界という団体を擁護する発言を尾崎氏が繰り返していることに驚きを禁じ得ない。神世界について何もしらない者が発言しているのならともかく、弁護士として一定の見識をもった者がこのような発言をする真意はどこにあるのだろうか。今後、裁判所が原告勝訴の裁定を下した場合、尾崎氏は自分の発言に対する責任をどのように取るつもりなのか。
北海道大学大学院教授の櫻井義秀氏は、氏の著作である「霊と金」の中で、「(神世界に)数百万円の代価を支払わせるようなサービスを受けた顧客はいない。民法709条により被害者は損害賠償を受ける権利を有する。(62ページ)」、「(神世界は)十分に問題がある団体だといえるのではないか。ヒーリング・サロンの宗教紛いの商行為に、違法判決や行政処分が下されるまでは問題なしとする、という形式論にはほとんど意味はない。(63ページ)」と述べている。
櫻井氏は「霊と金」を執筆するに当たり、神書を読み、多くの関係者から事情聴取もした上でこうした結論を導き出している。
神世界についてきちんとした調査、研究をすれば、櫻井氏が述べている結論に至るのが普通であると思われるが、尾崎氏はそうではないようだ。
|
【008】
【007】
【006】
【005】
【004】
【002】
【001】 |