神世界に対する損害賠償訴訟
2009年5月25日(月)、神世界事件被害者17名(原告)は(有)神世界等に対する損害賠償訴訟の訴状を東京地裁に提出し受理された。
提訴後、同日午後1:30から原告2名を含む神世界被害対策弁護団は東京霞ケ関の弁護士会館にて共同記者会見を行った。
この第1回損害賠償訴訟は被害者17名が(有)神世界ほか関連会社を含む法人8社及び神世界関係者個人17名に対して原告等が受けた損害を賠償するよう訴えたもので、被害請求総額は1億6875万円となっている。
上記請求金額は慰謝料等も含めて請求しているが、神世界によって原告等が受けた精神的被害は甚大なものがあることから、通常の民事訴訟では被害額の1割程度とされている慰謝料が今回の訴訟では被害額の2割に相当する慰謝料を請求している。
カルト宗教類似の自己啓発セミナーに対する損害賠償請求事件において、慰謝料が約17%認められた東京高裁判決があり、弁護団としては健康被害も生じさせている極めて悪質な神世界による被害については、慰謝料は2割程度は認められる可能性があると考えている。
この慰謝料については記者会見の席上弁護士が、「今回の訴訟では被害額の2割に相当する金額を慰謝料として請求している。一般的にこうした損害賠償訴訟では被害額の1割程度の慰謝料請求を行う場合が多いが、神世界から被害者が受けた精神的、肉体的な様々な被害を考えれば被害額を上回る慰謝料を請求したいのが本当のところである。しかし、過去の判例や請求額が膨大になることによる印紙代の増大などを考え合わせ2割の慰謝料とした」と述べたのが印象的だった。
1、被告(法人8社、個人17名)
今回の訴訟で被告となった25名(法人8社、個人17名)は下記の神世界関係者だ。下表では、個人、法人を整理して列挙した。
| No. |
個人被告氏名 |
会社名 |
| 1 |
齊藤 亨 |
有限会社神世界 |
| 2 |
日原 易子 |
有限会社神世界 |
| 3 |
齊藤 葉子 |
有限会社神世界 |
| 4 |
飯窪参希江 |
有限会社神世界 |
| 5 |
和田 美和 |
有限会社びびっととうきょう |
| 6 |
和田 健史 |
有限会社びびっととうきょう |
| 7 |
杉本 明枝 |
有限会社E2 |
| 8 |
淺原 史利 |
有限会社えんとらんすアカサカ |
| 9 |
栗山 悦子 |
有限会社えんとらんすわーるどヒルズ |
| 10 |
淺原 嘉子 |
有限会社えんとらんすスリートゥー1 |
| 11 |
佐野 孝 |
有限会社えんとらんすスリートゥー1他 |
| 12 |
佐野 りら |
(えんとらんす統括室) |
| 13 |
遠藤 真弓 |
有限会社えんとらんすアカサカ他 |
| 14 |
宮入 英実 |
有限会社みろく |
| 15 |
宮入 英彰 |
有限会社みろく |
| 16 |
加藤 京子 |
有限会社プラス花 |
| 17 |
加藤 久喜 |
有限会社プラス花 |
(番号は便宜上つけた番号であり、正式な被告番号ではない)
訴状に記載された被告17名の氏名を公開したが、「ヒーリングサロン告発掲示板」での実名記載は遠慮願いたい。
それは実名使用が一人歩きし、収集がつかなくなる危険性を排除するためである。
今回の損害賠償訴訟の原告の人数は個人の被告の人数と同じ17名であるがこれは単なる偶然である。原告の氏名などはプライバシー保護の観点から公開しないので了解いただきたい。
今後裁判が始まった時点では、裁判での被告・原告のやり取りを紹介していく予定であるが、個人のプライバシーに係わる部分は割愛させていただく。
裁判を傍聴する際はできるだけメモを取っていただくようにお願いしたい。当方もできるだけ詳細な記録を取る予定であるが、万一聞き漏らした際には皆さんに情報提供をお願いすることもあると思われるのでよろしくお願いしたい。なお、6月10日現在、口頭弁論の日程はまだ決まっていない。日程が決まり次第このページや掲示板等でお知らせするので傍聴が可能な方はぜひ裁判の傍聴をお願いしたい(6/22になって第1回口頭弁論が7/22午前10時10分からと決定した)。
2、訴訟に至る経過
2009年5月25日の第一次損害賠償訴訟提訴に至る経過を明らかにしておきたい。
被害対策弁護団は第一次(2008.2.26)から第四次(2008.9.24)の4度にわたり神世界に返金請求を行ってきた(集団請求前を含めると5度)。
| 返金請求 | 請求人数 | 請求金額 |
| 集団請求前 | 5人 | 31,341,360円 |
| 第一次請求 | 25人 | 59,892,078円 |
| 第二次請求 | 23人 | 65,962,470円 |
| 第三次請求 | 19人 | 56,007,865円 |
| 第四次請求 | 15人 | 32,832,499円 |
| 以上合計 | 87人 | 246,036,272円 |
今回の訴訟で原告となった17名は上記87名中の17名である。比較的被害額が大きな被害者17名が今回の原告となっているため17名の被害額及び慰謝料等を含めた金額は1億6875万円となっている。
上記87名が起こした返金請求交渉は神世界側弁護士と被害対策弁護団の間で行われ、返金金額についてある程度の進展をみたが、交渉の途中でそれまで交渉に当たってきた神世界代理人の鈴木秀男弁護士が2008年10月1日付けで辞任した。辞任した弁護士に代わって新たに笠原静夫弁護士が神世界の代理人となったが、被害対策弁護団からの再三の呼びかけに対しても神世界側からの応答はなく、それ以後の交渉は途絶えたままとなった。こうした状況から、神世界側には返金に応ずる意志がないとみなした弁護団は今回の訴訟に踏み切ることとした。
第一次訴訟に続き準備が整い次第更なる訴訟も起こしていく予定だ。
これまで何度も述べてきたことであるが、神世界側にとって返金交渉の段階で被害金額を支払うのと、こうして訴訟になって被害金額等を支払うのとでは大きく請求金額が違い、損害賠償訴訟では損害金額の上に慰謝料や弁護士費用も含めた金額を賠償金額として請求しているので神世界側が支払わねばならない金額は加算されている。
神世界事件と似たような過去の事例について少し研究すれば、今回の民事訴訟で神世界側に勝ち目がないことは明らかである。
神世界側にも弁護士がついているにも係わらず、返金請求の段階で問題解決を図ろうとせず、訴訟を起こされるまで問題解決を先延ばしにする神世界側の対応は非常に不可解だ。
神世界はこれまで自らが雇った弁護士を次々と交代させてきた。その背景には、霊感商法を行う側に都合の良い(被害に無理解と思われる)弁護士を探し求めてきた神世界経営者の思惑が見え隠れする。
3、第1回口頭弁論(2009.07.22)
 |
| 警視庁前から見た東京地裁 |
東京地裁の裁判部には支部を含め54の民事部があるが、今回の神世界に対する損害賠償訴訟は民事第50部が担当することになった。裁判の正式な事件名は、損害賠償 平成21年(ワ)第17050号だ。
第1回口頭弁論は多数の傍聴希望者があると裁判所が判断したため抽選によって傍聴者を決める方式がとられた。傍聴希望者は東京地裁正門玄関2番交付所で抽選券を受け取り9時50分の抽選結果発表を待った。
2番交付所で抽選券を受け取った人達は係官に誘導されて「抽選待機所」のような「囲い」の中で待たされる。赤いテープで仕切られた囲いの中で待っている人達は全員が神世界の第1回口頭弁論を傍聴に来た人であることが明白だ。しかし他の人がどのような関係者であるかが不明なため、互いに不安な表情で抽選時間が来るのを待っていた。
626号法廷は傍聴席数が44席の法廷だが、十数席が記者席として確保されるため今回一般傍聴者に割り当てられた座席数は30席だった。割り当て数以上の傍聴希望者があった場合はパソコンによる抽選が行われ、当選番号が白板に掲示され、当選した人には抽選券と引き替えに傍聴券が配布されることになっていた。しかし今回は締め切り時間までに抽選券を受け取った人数が30人に満たなかったため、パソコンによる抽選は行われず、抽選待機所に集まった全員が傍聴券をもらうことができた。

これが抽選券。10番だった |

クリックすると大きくなります
|

傍聴券がもらえた。12番だった
|
東京地裁626号法廷

クリックすると大きくなります
|
この日は日本で46年ぶりの皆既日食が見られる日で、東京でも約7.5割が欠けた太陽が見られるはずだったが、東京地方はあいにくの曇天で地上からの日食観測はできなかった。肉眼で欠けた太陽の観測はできなかったが、太陽神を御霊光の根源とする神世界に対する裁判(口頭弁論)が大きく欠けた太陽の下で行われたのは何かの因縁なのだろうか?(笑)
裁判所入口で飛行機の搭乗口と同じ身体検査、持ち物検査を受けた後、エレベーターで6階まで上がり626号法廷に入った。当然と言えば当然であるが、法廷の様子はテレビドラマでよく見る法廷そのものだった(笑)。
被告側(神世界側)の代理人席は3名分のイスが用意されているだけだったが原告側代理人の座席は随分たくさん用意されていた。開始時刻が近づくにつれて原告側代理人席の人数が増えていき、原告側は原告、弁護士合わせて総勢18名が着席した(とても狭そうだった)。
傍聴席には「報道」と書かれた席が十数席あり、報道の腕章をしたマスコミ関係者も数名着席していた。開始時刻が近づくにつれて傍聴席の人数が増えていき、口頭弁論が始まる頃には傍聴席はほぼ満席となった。
被告側の代理人席に着席したのは神世界側弁護士2名だけで、予想通り神世界関係者の出廷はなかった。
裁判官3名が入廷し、第1回口頭弁論は定刻を3分ほど過ぎた午前10時13分から始まった。地方裁判所における民事訴訟では1名の裁判官が審理する場合が多いが今回の口頭弁論は3名の裁判官による合議体で審理することになった。抽選による傍聴や3名の裁判官による合議体での審理など、裁判所がこの事件を重要な事件と見ていることが感じられた。
書記官の、「平成21年(ワ)17050号」という裁判名宣言に続き、裁判長が被告側の状況について確認していたようだったが声が小さくよく聞き取れなかった。後のマスコミ報道によると被告側は請求棄却を求める答弁書を裁判所に提出し全面的に争う姿勢を示したとのことであり、裁判長はその確認をしていたようだ。
原告による意見陳述内容

クリックすると大きくなります
|
続けて裁判長は、「原告側から意見陳述の申し立てがありますが被告側はよろしいですね?」と問いかけ、被告側弁護士2名(笠原静夫弁護士、門西栄一弁護士)も特に異議を申し立てなかったので原告による意見陳述が行われた。
意見陳述を行ったのは原告の一人、Aさんだった。右記がその意見陳述の内容だ(個人特定される可能性がある部分は伏せ字に変更)。
Aさんが意見書を読み上げている間、裁判長はじっとAさんの発言に耳を傾け、陳述内容を真剣に聞いている姿が印象的だった。
意見書の陳述が終わり、裁判長は、「被告側から訴状に対する認否反論をいただいていないので次回は提出するように」と指示した。
続けて裁判長は次回期日として9/9午前もしくは9/16午前を原告、被告双方に打診したが被告側弁護士より、「訴状の認否の判断をするためには2〜3カ月間の余裕がほしい」と発言があった。
それを聞いた裁判長は、「え〜?」という表情になり、「そんなにかかりますか?」と疑問を呈した。
被告側弁護士は、「訴状の総論部分が相当膨大なので反論も含めて3カ月の猶予を頂きたい」と述べた。
原告側弁護士から、「訴状は5月25日にすでに提出されており、今日までにも検討する時間はあった。訴状の認否に今後更に3カ月もの期間は必要はないだろう(以上要旨)」と発言があった。
更に原告側紀藤弁護士から、「被告側代理人・笠原静夫弁護士は刑事弁護から神世界事件を担当しており、そんなに時間がかかるのはおかしい(以上要旨)」との意見が出された。
笠原弁護士はやや興奮した様子で、「私は関わっていない。一方的にあなたが電話してきただけだ」と紀藤弁護士に向かって声を荒げて発言した。
それを受けて原告側の別の弁護士からは、「(あなたは)私と話していますよ」という発言があった。更に続けて原告側弁護士は、「総論の認否が今からまた3カ月かかるとは到底思えない。個別の部分がすぐできると言っていたが私はむしろそちらの方が大変だと思う(以上要旨)」と発言した。
これに対して被告側の笠原弁護士から、「総論の認否には神書が重要な小道具だ。神書の内容は膨大であり、これを全部分析しなければ総論部分の認否はできない(以上要旨)」との発言があった。
原告側弁護士から、「神書に対する分析は刑事事件でも民事事件でも共通なはずだ。神書の分析ができていないというのはおかしい。我々は神書を全部読んだ。単なる手抜きだと思う(以上要旨)」とするやり取りが続いた。
議論が堂々巡りとなったため裁判長は、「裁判所としては次回期日は9/16にしたいと思いますがいいですね」と割り込み、被告側弁護士もそれ以上反論しなかったので次回期日は2009年9月16日(水)午前10:10から同じ626号法廷で行われることが決定した。
裁判長から被告側弁護士に対して第2回期日の一週間前までに準備書面を提出するようにと伝えられた。
神世界側は請求棄却を求める答弁書を提出し全面的に争う姿勢を見せておきながら、第1回口頭弁論では訴状の認否を一切行わなかった。
民事訴訟での第1回口頭弁論は準備書面の確認だけでごく短時間で終わってしまう場合が多いと聞いていたが、今回の口頭弁論の所要時間は12分6秒あり、思っていたより色々な展開を見ることができて傍聴に来た甲斐があったと感じた。
閉廷後、裁判所内の別室にて原告側弁護士及び原告等が集まり、本日の裁判についての報告や今後の裁判に関する見通しなどが述べられた。
第2回口頭弁論からは書面のやり取りだけでなく被告側代理人等も出廷するので、仕事の都合がつく方はぜひ引き続き傍聴をお願いしたい。多くの被害者が注目している事件であることを裁判所に理解してもらうためにも友人などにも呼びかけて傍聴に来てほしいとのことだった。
以上により、第2回口頭弁論の日程は2009年9月16日(水)10時10分から、場所は今回と同じ626号法廷と決定した。
第1回口頭弁論を傍聴した人から寄せられた感想や意見など
ここをクリックすると第1回口頭弁論を傍聴した人から寄せられた感想や意見などを表示します。
|
4、第2回口頭弁論(2009.09.16)
 |
| 9/16の国会前。報道関係者などで混雑していた |
2009年8月30日に行われた総選挙で”歴史的敗北”を期した自民党に代わって308議席という衆議院始まって以来の圧倒的議席数を獲得した民主党・鳩山新内閣発足の日、それが今日2009年9月16日だった。
このため国会議事堂周辺は警察車両、マスコミ関係者等であふれかえった状態になっていた。せっかくの機会なので野次馬根性を出して議事堂前まで行き、写真を写してから第2回口頭弁論が行われる霞ヶ関の東京地裁に足を運んだ。
神世界などに対する損害賠償訴訟の第2回口頭弁論は2009年9月16日(水)、東京地裁626号法廷で開催された。
開廷時刻は10時10分とされていたが定刻になっても裁判官は現れず、傍聴にきていた人達は何度も時計を確認していた。広谷章雄裁判長と裁判官2名が入廷して口頭弁論が始まったのは定刻を8分過ぎた10時18分だった。神世界側の一部の者(びびっと)の準備書面が口頭弁論当日の開廷直前に出されたことが後に分かった。この確認を裁判官らがしていたために開廷が遅れたのかもしれない。
被告側は代理人や被告本人など7名が出廷した。なお被告側代理人は下記の通りであるが、この日行われた第2回口頭弁論にはE2の被告は出廷していなかった。原告側は原告、弁護士総勢12名が出廷した。
| 被告 | 代理人等 |
| 有限会社神世界、斉藤亨、斉藤葉子、日原易子、飯窪参希江 |
笠原静夫(笠原法律事務所) 尾崎幸廣(菊水法律事務所) |
| 有限会社みろく、宮入英實、宮入英彰 | 大森一志(大森法律事務所) |
| 有限会社えんとらんすアカサカ、えんとらんすスリートゥー1、えんとらんすワールドヒルズ、佐野孝、佐野りら、淺原史利、淺原嘉子、栗山悦子、遠藤真弓 |
市河真吾、中島徹也(赤坂見附総合法律会計事務所) |
| びびっととうきょう、和田美和、和田健史 | 門西栄一(門西栄一法律事務所)
|
| 有限会社プラス花、加藤京子、加藤久喜 | 代理人が付かず、本人訴訟 |
| 有限会社E2、杉本明枝 | 代理人が付かず、本人訴訟 (第4回口頭弁論から代理人弁護士) |
開廷後、被告側が提出した準備書面に関する内容でやり取りがあったが、その大半は被告側準備書面が抽象的であるため裁判所として何が争点であるかが判定できないことに起因するものだった(詳細は下記レポート参照)。
本日のやり取りの中で、「求釈明」という言葉が繰り返し述べられていた。「求釈明」は一般人にはあまりなじみのない言葉であるが、求釈明とは原告が被告が有利になるような証拠を持っているときにそれを提出させるなど、相手方にこちらに側に有利な事実の陳述や証拠の提出をさせるために行うものだ。分かりやすい表現で言えば、「もうちょっと説明してくれ」と言うようなことだ。
ただし今回の事案では被告側代理人は神世界の前代理人・鈴木弁護士等が取り扱っていた神世界に対する損害賠償請求に関するデータ等を引き継いでいるはずであり、また被告本人から直接聴取するなどして積極的に調べようとする姿勢が被告側代理人にあればいちいち原告側が説明するまでもないことばかりである。原告側からは被害状況を詳細に記載した訴状が5月段階で提出されており、被告側代理人は訴状に記載された内容を調査・確認する時間は十分あったはずだ。
本日の被告側代理人の弁論を聞いていると、代理人自らが努力して事件の真実を調べ事件を早期に解決しようとする姿勢は全くうかがえなかった。他の傍聴者も述べているが、被告側代理人は事件の解決を遅らせるために”牛歩戦術”でも取っているかと思わせるような弁論であった。
次回期日の打ち合わせに於いても裁判長が、「これでは永久に決まらないですねぇ」とぼやきを述べるほど日程調整が難航した。
結局10月は期日を入れることができず、第3回、第4回期日を下記に決定して10時48分に閉廷した。
・第3回口頭弁論 2009年11月12日(木)10時10分 626号法廷
・第4回口頭弁論 2009年12月16日(水)10時10分 626号法廷
第2回口頭弁論を傍聴した人から寄せられた感想や意見など
ここをクリックすると第2回口頭弁論を傍聴した人から寄せられた感想や意見などを表示します。
|
5、第3回口頭弁論(2009.11.12)
 |
| EXILEの祝賀曲に拍手を送られる天皇、皇后両陛下 |
第3回口頭弁論の日である2009.11.12(木)は天皇陛下即位20年記念式典が皇居前等で行われる日でもあったため霞ヶ関周辺には多数の警察官の姿があり、東京地裁周辺にも警察官の姿が目立った。
神世界に対する損害賠償訴訟の第3回口頭弁論は予定通り東京地裁626号法廷10時10分から行われたが、開始時にちょっとしたハプニングがあった。
同じ626号法廷では神世界関係の口頭弁論の直前に武富士がらみの口頭弁論が予定されていたようだ。ところが当事者が誰も出廷していなかったようで、それを待つため10時10分になるまでは神世界事件関係者は法廷に入ることができず弁護士も含めた全員が傍聴席で待機する形になった。10時10分になって裁判長等が入廷し全員起立して裁判が始まったが冒頭で武富士関係者の所在が再確認され、その不在が確認されてからやっと神世界被害対策弁護団や原告が法廷内に入ることができた。
原告側には神世界被害対策弁護団の弁護士11名と原告が着席した。原告側弁護士がずらっと並んだ様子はなかなか壮観で、傍聴席から見ていた被害者の一人は心の中で「皆様いつもご尽力を有り難うございます」と頭を下げていたとのことだ。
傍聴席は16名ほどが着席していた。その中には数社の新聞記者の他、警察関係者?と思われる人もいた。
被告側は被告代理人弁護士6名とプラス花の被告2名が着席していた。第1回口頭弁論の時と同じように3名の司法修習生も着席していた。
この日の口頭弁論では開廷後すぐにEスクエア杉本被告の名前を裁判所側が呼んだ。しかし杉本被告は出廷しておらず、被告Eスクエア及び被告杉本の欠席を確認して口頭弁論が開始された。
まず準備書面の確認が行われ、準備書面一部差し替えの報告等があった。準備書面による陳述確認は10分間ほどかけて行われたが、「Eスクエアは来ていないので陳述できない」と裁判長が述べた。被告Eスクエア及び被告杉本からは前回期日前に準備書面が提出されていたが、前回期日は欠席し、今回も欠席でしたので同書面は未だに本件の訴訟手続では陳述した扱いとはされていないことになる(同書面に記載した内容について主張した扱いとはされていない)。
原告側弁護士から書記官を通して裁判長に「神書」が渡された。裁判長が神書を読んでどのような感想を抱くのか楽しみだ。
プラス花が提出した準備書面に10ヵ所程コピーが薄くて判読できないものがあり、これを受け取った原告側弁護士が裁判長と確認作業をしなくてはならない場面もあった。これについてはちゃんと内容が見られるようにコピーし直して裁判所に送るよう裁判長が加藤被告に指示し、加藤被告は、「はい」と答えていた。
「双方から準備書面が出ているのでそれぞれ対応していくことになりますが…」と裁判長が先へ進め、「どの原告がどの被告に請求するのか明確にして欲しい」との指摘に対し原告側弁護士は、「今準備中である」と返答した。
データがないという前回の被告側弁護士の主張に対して裁判長が振ると、えんとらんすの弁護士が、「コピーを頂いて照合中。今回の原告がまぎれているのは確か。早い段階で可能な限り認否しようと思う」と述べた。
第3回口頭弁論では、「神世界は宗教なのか?」という点についてやり取りがなされた。
「ここは宗教ではない」発言について、原告側弁護士が、「ここは宗教ではないと言った事実も否認するのか」と質問したのに対し、
●神世界代理人
どのように説明してあったか把握していないが、「宗教ではない」という説明があったとしたならば、「今までの宗教とは全く異なる次元のものだ」と説明したことが考えられる。ここ(書面?)にもあるとおり、原告の「ここは有限会社です」と言われたのと併せて神様とか観音画を見せているのだから、宗教と全く離れた概念で言ったとは考えられない。
●えんとらんす代理人
各スタッフ(どういう発言をしたか)についてはわかりません。「宗教ではない」ということに関しては、少なくとも佐野さんの関係では言ってないとのことです。
●びびっと代理人
「宗教」に関しては不知。改めて検討して答える。
●みろく代理人
個々の方にどういう説明をしたか不明だが、(ここは)宗教であるという前提で話をした。
以上のように被告側弁護士の返答は質問の趣旨とかみ合わない論点ずらしの返答に終始した。
裁判長も「神世界は一般的に宗教ではないと説明していたか、原告に宗教と言っていたのか」という問いを被告側に発したが、それに対しても「個々のスタッフについては分からない」という無責任な回答だった。
このやり取りの直後、被告側弁護士の一人が唐突に、「原告は宗教とはどう考えているんですか?」と質問した。これに対し原告側弁護士は、「宗教の定義が問題なのではなく、スタッフがお客さんに対して”ここは宗教ではない”と言って勧誘した事実の有無を聞いているのです」と断じた。これに関しては「口頭弁論での認否」に詳しい解説があるのでご覧ください。
次回の第4回口頭弁論は2009年12月16日(水)午前10時10分開廷がすでに決まっていたが、本日は第5回口頭弁論の日程も決められ、2010年2月3日(水)13時30分開廷と決まった。以上で本日の口頭弁論は終了し、10:49に閉廷した。
 |
| 落ち葉が舞う東京地裁前の通り |
この日の口頭弁論を傍聴していた被害者の一人は、「私たちはサロンで何度も「神世界は宗教ではない。会社だ」と聞かされてきた。当時は客である私達に警戒心を持たせないように『宗教ではない』と言っていたのに神世界側弁護士は的外れなことを言っている」と思いながら聞いていた。特に、被告側代理人が述べた”今までの宗教とは全く次元の異なる宗教”という発言には傍聴していた多くの人が強い違和感を感じた。
ある被害者は、「神世界側弁護士はスタッフのヒアリングすら行っていない状態のまま出廷してきたことが判明した。一カ月以上の時間が与えられていたにもかかわらず、『分からない、それは不明です』と答える様子を見て、この弁護士達は神世界とこの間どう関わってきたのか更に疑問が湧いた」と感想を述べている。
口頭弁論終了後、別室にて神世界被害対策弁護団から本日の口頭弁論でのやりとりの説明があり、今後の見通しも示された。
傍聴した被害者の中には口頭弁論終了後にマスコミの記者の方から取材を受けた人もいた。神世界に対する損害賠償訴訟訴訟を初回の口頭弁論から継続して傍聴しているある記者は、神世界のやり方や被告側弁護人の体たらくに憤慨していたそうだ。
第3回口頭弁論を傍聴した人から寄せられた感想や意見など
ここをクリックすると第3回口頭弁論を傍聴した人から寄せられた感想や意見などを表示します。
|
6、第4回口頭弁論(2009.12.16)
 |
| 丸の内のイルミネーション |
神世界に対する損害賠償訴訟の第4回口頭弁論は2009年も残すところあと半月ほどになった12月16日(水)に行われた。前日の夜、丸の内周辺を歩いてみると街路樹に無数のイルミネーションが点灯しており、幻想的な雰囲気が醸し出されていた。
今回も626号法廷では前回と同様午前10時から別事件(SFコーポレーションという金融業に関するもの)での口頭弁論があったので、神世界関連の人達はそれが終わるまで傍聴席で待機していた。そちらの件は書記官と代理人と思われる人のやりとりがあり簡単に終わったようだった。その後、神世界事件関係の原告、被告側代理人らが法廷内に着席し神世界に対する損害賠償訴訟の第4回口頭弁論はほぼ定刻の10:10に開始した。
原告側代理人は紀藤、江川、荻上弁護士が前列に座り、その後ろに原告や被害対策弁護団の弁護士など計13名が着席した。
被告側代理人は、尾崎、市河、門西、新たに参加したE2代理人が座り、その後ろに加藤被告夫妻と大森、笠原弁護士の計8名が着席した。E2代理人として新たに加った弁護士については詳細な書類がまだ届いておらず氏名等は不明とのことだ。
傍聴席には報道関係者、警察関係者、原告、代理人など約18名ほどが着席していた。
口頭弁論の内容は準備書面の確認等が主たるものでさしたる展開はなかった。裁判長の、「準備書面の他に口頭で出したいことがありますか?」との問いに答えて、原告側弁護士が、「今回の準備書面の内容を見るときちんとした答えがいただけていない。『宗教でないとは言ってない』と主張されるとは予想もしていなかったので、よくもまあ抜け抜けと、という感じだ」と発言した。それに対して神世界側は一言も反論せず沈黙していた。
この様子を見ていたある原告は、「この段階でしっかり釘を刺す発言をしていただけたのは嬉しかった」と語っている。
裁判長の、「売上データの準備はいつ出来るか」との問いに、えんとらんす代理人は、「警察から原本の返却があったので年明けには準備したい」と述べ、他の系列代理人も同様に早く進めていくと述べた。E2の代理人は、「新任されたばかりなので見通しがたっていない」とのことだったが口頭弁論に臨む弁護士の態度としてこれはいかがなものだろうか。
神世界被害対策弁護団では現在争われている第一次訴訟に続けて第二次訴訟提訴の準備も進めている。この日のやり取りの中で裁判長に対し原告弁護団長はこの第二次訴訟についても予備的な話を裁判長にしていたようだ。
最後に裁判長から、「次回までに原告側は個々の原告が受けた不法行為の実態をまとめる作業を終わらせてほしい」、「神世界側は認否を終了しておいてほしい」、「書面は一週間前までには出してほしい」などの方針が示され、次々回の口頭弁論期日(第6回)を決定して開廷から約15分ほどで閉廷した。
当日の口頭弁論を傍聴していた原告の一人は、「いよいよ来年から神世界が行ってきた悪行の核心部分が暴かれていくものと思われます。取り組んで下さっている原告側の弁護士さんは、毎回オフィス総出と思えるような大勢の皆様が出席して下さっていて弁護団の強い意気込みが伝わってきております。きっと来年はいい展開になると期待し確信しております」と語っていた。
なお、被告の「プラス花(元、美っとスティジ)」の読み方は、「プラスはな」だと思っていたが実は、「プラスか」と読むのが正しいらしい。裁判長も「プラスか」と言っていた。”物事が良い方向に変化する”という意味で「プラス化(花)」という名称にしたようだ。「プラス化」という言葉は神世界の他の系列でも御霊光の効能を説明する際などに使われていたようで、その言葉をそのままサロン名にしたようだ。ただし「化」では印象が悪いので「花」の文字に置き換えたのだろう。
初めて聞く者にとって神世界の各系列組織名は上記のように意味不明?なものが多いが、今回、裁判長も、「みろく」を読み間違えて「みうらく」と発言した場面があり、今回もしっかり笑いをとっていた(笑)
7、第二次損害賠償訴訟提訴(2009.12.25)
 |
| 第二次訴訟を報じた新聞記事 |
2009年12月25日(金)のクリスマスに神世界被害者24名は「神世界」ほか25名に対し7426万5792円の支払いを求める損害賠償訴訟を東京地裁に提訴した。新たに提訴したのは10都道県の30〜60歳代の女性23人と50歳代の男性1人。
これにより現在係争中の損害賠償訴訟と合わせた原告の人数は41名、訴額合計は2億4301万8108円となった。
■第一次訴訟 平成21年5月25日
訴額 1億6875万2316円(内実損額1億2228万4290円)
原告17人 神世界含む被告25人
■第二次訴訟 平成21年12月25日
訴額 7426万5792円(内実損額5381万5794円)
原告24人 神世界含む被告25人
原告側は訴状で、「宗教性を感じさせないサロンに原告らを勧誘した」とした上で、「悩みを悪用して詐欺や恐喝的な文言で怖がらせ、多額の金を出させた」、「御霊光を受けなければアトピーが治らないなどと不安をあおり、高額の祈願料を支払わせていた」、「御祈願しなければがんが治らないなどと原告らをだまして脅迫し、多額の金銭を違法に収奪した」などと主張している。第二次訴訟の原告となった人達の訴額は人によって違うが一人約45万〜1500万円となっている。
12月25日、東京・霞が関の弁護士会館で記者会見した被害対策弁護団長の紀藤正樹弁護士は「この2年で組織の実態が解明でき、違法性が立証可能と判断した。神奈川県警には、刑事事件としても立件できるよう頑張ってもらいたい」と話した。
被害対策弁護団は東京地裁に対して5月に提訴した第一次訴訟との併合審理を求めている。
8、第5回口頭弁論(2010.2.3)
 |
2月3日は節分。「神書」には豆ま きについて間違った記述がある。 |
神世界に対する損害賠償訴訟の第5回口頭弁論は節分に当たる2月3日(水)の午後から行われた。前回までの口頭弁論は午前中だったが今回だけは午後の時間帯となった。
法廷はいつもの626号法廷。原告側弁護団は15名がずらりと並び、被告側弁護士は8名が出廷していた。傍聴席の人数は前回よりやや多い感じで約20名程の人達が傍聴しており、男性が多かった。一目で警察関係者?と分かる人物は見あたらなかったが、ひょっとするとラフな格好の男性傍聴者の中に混じっていたのかもしれない。マスコミも数社の記者が来ていた。
本日の口頭弁論はほぼ定刻どおり午後1時30分に開廷した。まず裁判長から訴訟の進め方について説明があり、今回からは昨年末に提訴された第二次訴訟(原告24名)とこれまでの訴訟(原告17名)を併合審議して行くことが示された。これにより神世界等に対する損害賠償訴訟は原告41名、訴額合計は2億4301万8108円となった。
本日の口頭弁論では、原告側からは被害金額変更者等の準備書面の一部取り下げがあった。原告個々の具体的主張(不法行為の実態)についてはまだ調整中であり、本日までには間に合わなかったとのことだった。
えんとらんすアカサカは一部原告の損害について認否を行い、警察に押収されていた書類が還付されたので今後実態を調べて分かる範囲で認否をしてゆくことを約束した。びびっとは、「もうすぐ押収されていた物が還付される模様だが、段ボール200箱分を調べるには相当の時間が必要」と主張した。神世界、Eスクエアからは準備書面の提出はなかった。
審議をスムーズに行うためか、裁判長が「原告は(被害状況の)表を作成し、各被告はそれを埋めること」といった提案をした。
次々回の日にちを決めようとした時に、「プラス花」の加藤被告(女性)が手を挙げて裁判長に意見を述べた。
加藤被告は、「この裁判で私共は書面できちんとお答えして、認否も主張もしっかりしてきているので、他を待たずに神世界とは別に裁判をしてもらいたい」と主張した。
これに対して裁判長は「原告の主張が出揃っておらず、判決を出すまでには煮詰まっていない。要望としては承っておくが今の時点では時期が早い」と述べた。
他の被告側代理人がのらりくらりとした対応をしている中で、”裁判をもっと迅速に進めて早く判決を出したいという前向きな姿勢には拍手を送りたい気持になった”という傍聴者もいた。”このやり取りが今日一番のハイライトだった”と感じた人もいた。
この後、今後の進め方についての話があり、次回4月21日(水)の第6回口頭弁論は10時10分から約20分間口頭弁論を行った後、11時まで準備室にて裁判官と両弁護士とで今後の進め方について進行協議を行うことになった。
第7回口頭弁論の日程についても調整が行われ、次々回は6月9日(水)の10時30分からとなった。
最後に裁判長が、「次回でひとつの区切りができて、被告側の認否反論となるように」と述べた。
傍聴していた原告の一人は、「今日は双方の応酬があったわけでもなく、裁判長が淡々と今後の進め方を説明するという流れでしたが、少しずつ前進しているのは事実です。私達のような被害者を二度と出さない為に、今年も裁判をしっかり見守っていきたいと思います」と述べていた。
口頭弁論終了後に別室で行われた説明の中で被害対策弁護団の弁護士は、「被害者の皆さんからすると進展がないと思われるでしょうが、実はいろいろやっています」との説明があった。
原告の一人は、「時間はかかりますが、確実に進んでいますよ!皆さん!!」と述べている。
9、第6回口頭弁論(2010.4.21)
 |
改修工事中の東京駅丸の内駅舎 この日の東京地方は25度まで気温が上がった。 |
2010年春の天候は不順で、野菜等の値段が高騰したり、いつまでもコートが手放せない状態が続いていた。しかし第6回口頭弁論が行われた4/21(水)の東京の天気は快晴となり、最高気温は前日より9度も高い25度まで上がった。翌日(22日)は強い雨模様の天気となり、11度も気温が下がるとの予測も出されており、神世界に対する口頭弁論が行われた21日だけがきわめて良い天気に恵まれたことになる。21日の青く晴れ渡った東京の空は、あたかも今後の口頭弁論が原告にとって良い結果となっていくことを象徴しているかのように感じた。
口頭弁論終了後、東京駅まで移動すると丸の内駅舎の見慣れた赤レンガの建物は工事中で建物全体が作業テントで覆われていた。丸の内駅舎は創建当時の姿(3階部分にドームがあった)への復元を行う工事が行われているとのことで、完成予定時期は2010年度末とされている。東京駅丸の内駅舎に3階ドームの姿が復元される頃には神世界に対する損害賠償訴訟も大きな進展があるのではないだろうか。
626号法廷では10時過ぎから他の事件の口頭弁論が行われていた。事件内容がどのようなものかよく分からなかったが、原告側、被告側から提出された準備書面の確認作業が淡々と行われ、実質的な審議はほとんどないまま10:10直前に終了し、その後慌ただしく神世界事件関係の代理人などが法定内に入った。
 |
原告17名が受けた被害を詳細に綴った準備書面 ページ数281ページ、厚さ3cmに及ぶ(写真はイメージ) |
神世界関係の口頭弁論が始まる前、原告側スタッフが大きく重そうなキャリアバックを引いて傍聴席に座って準備をしていた。「裁判が終わったらどこかに旅行にでも行くのかな?」と思って見ていると、女性スタッフがチャックを開けたのでバックの中味が見えた。バックの中には数十冊もの裁判資料が隙間なくぎっしりと詰まっており、女性スタッフはその資料を次々と取り出して原告側代理人に渡していた。この膨大な資料は裁判長にも渡されていたが、その中には平成21年5月25日付訴状記載の原告17名が受けた損害を克明にまとめた準備書面も含まれていたようだ。弁護団の説明によると原告17名の被害状況をまとめた準備書面は、A4用紙281ページ、厚さ約3cmにも及ぶ膨大な書面とのことだ。
 |
| 第6回口頭弁論が行われた法廷 |
第6回口頭弁論では、まず最初に裁判長から今回から裁判官の一部が入れ替わっている旨の説明があった。
口頭弁論の冒頭部分では、準備書面の確認や求釈明についての確認が行われたが、被告側求釈明の内容について裁判長が、「法律構成要件についての求釈明なのか、具体的事実についての求釈明なのか?」と問いかけたのに対して被告側代理人は、「法律構成要件についての求釈明である」と答えた。
これに対して原告側代理人からは、「従前の求釈明に対して被告側はきちんと答えていない。原告側が提出した書面では、(原告らが受けた)具体的事実に基づき述べている。被告側も神世界の取締役からどのような指示が出されていたか等を明らかにするとともに、認否をする際も具体的事実について認否してほしい」と被告側に注文をつきつけた。
これを受けて裁判長は、「事実関係を明らかにする方がよい。今回の被告側認否は積極的認否ではない」と被告側の姿勢が消極的であることを指摘する発言があった。
具体的認否を得る方法として原告側から提案があり、Excelで一覧表形式の認否確認表を作成し、○(認める)、×(否認)、△(不知)と印を付けていく方法はどうかという案が出され、被告側も取り敢えずそれでやってみて、結果を見て最終的にどうするかを判断したいと同意した。裁判長も、「そういう形でやりましょう」と同意した。
原告17名が受けた被害
ここをクリックすると第6回口頭弁論にて原告・被告双方から裁判所に提出された準備書面の内容についてまとめた、「原告17名が受けた被害」の記事があります。
|
原告側から二種類の神書が裁判長に提出された。これに対し裁判長から、なぜ同じ神書が二つ提出されたのかとの問いがあり、原告側から「奥書に書かれた発行者名が変化しているので二種類提出した」と説明があった。
また神書について、慶応大学の准教授が書いた意見書も証拠として提出したことが報告された。
原告側は証拠として各サロンが発行していたチラシ類も裁判所に提出した。チラシの内容は、系列が違っても記載内容には共通点が多く、いずれもが宗教性を秘匿した内容となっている点について説明が付け加えられた。
えんとらんすの淺原がスタッフに対して、「8割以上の客を”リピーター”として再度サロンに足を運ばせるように」と指示したことを示す文書も証拠として提出された。
この後、裁判長から次々回(第8回)の日程について打診があり、7月21日(水)の午前10時10分からと決定した。なお第7回の口頭弁論期日は6月9日(水)の午前10時30分からとすでに決まっている。
原告側代理人から、「(齊藤亨)が会主から教主になった時期について「不知」となっているが、被告側は最近では自らを宗教だと言っており、組織のトップが教主になった時期が分からないのはおかしい。このようなことまで「不知」とするのは避けてほしい」と発言があった。
これに対してアカサカ代理人は、「私たちが聞き取った範囲ではよく分からなかった」と述べた。
原告側代理人は、「末端のスタッフなどが知らないというのであればそういうこともあるかもしれないが、佐野や和田までもが知らないというあり得ない」と指摘した。
アカサカ代理人は、「佐野はアメリカに行っていた時期があり、その間は組織内部のことについて知らないこともある」と発言した。
こうした一連のやり取りを見ていた裁判長から、「当然知っているであろうことを『不知』とした場合、『否認』ではないのでその内容について認めたものとみなすことになる」と発言があった。被告側代理人があまりにも真実を明らかにしようとする姿勢に欠けていることに裁判長も呆れているように見えた。
この日は口頭弁論の後、裁判所と双方の代理人による「進行協議」が予定されていたため、10:30頃に口頭弁論は終了した。
進行協議とは、民事訴訟規則第95条に、「進行協議期日」として定められた裁判手法の一つだ。
民事訴訟規則第95条
裁判所は、口頭弁論の期日外において、その審理を充実させることを目的として、当事者双方が立ち会うことができる進行協議期日を指定することができる。この期日においては、裁判所及び当事者は、口頭弁論における証拠調べと争点との関係の確認その他訴訟の進行に関し必要な事項についての協議を行うものとする。
進行協議に対する一つの見方として、「当事者の目が届かないところで実質的な処理が進んでしまう危険性がある」と否定的に捉える人もあるが、神世界被害対策弁護団としては神世界事件のように被害者が多く、社会的影響も大きく、マスコミも注目している事件の審理は口頭弁論という公開の場で審議を進めるのが最善と考えている。
21日の口頭弁論後に原告代理人、被告代理人、裁判所の3者で行われた進行協議の内容は、次回や次々回の口頭弁論までに原告側、被告側がどのような書類を提出するかなどの段取を調整し、今後の口頭弁論の実効が上がるように裁判所が”交通整理”を行ったのが進行協議の内容であり、審議はあくまでも公開の場で行うとのことだ。
第6回口頭弁論を傍聴した人から寄せられた感想や意見など
ここをクリックすると第6回口頭弁論を傍聴した人から寄せられた感想や意見などを表示します。
|
10、第7回口頭弁論(2010.6.9)
 |
東京メトロ霞ヶ関駅構内の地下鉄サリン事件 追悼碑(クリックすると詳細を表示します) |
神世界等に対する損害賠償訴訟の第7回口頭弁論が2010年6月9日に東京地裁で行われた。この日の口頭弁論はいつもより開始時刻が少し遅かったので、地裁に向かう前に東京メトロ霞ヶ関駅構内にある「地下鉄サリン事件追悼碑」を参拝した。
今年は地下鉄サリン事件が起きてから15年の節目の年に当たる。神世界はサリンこそまかなかったが、神様を騙り、多くの犠牲者を出した点ではオウム真理教の悪質さに負けていない。追悼碑の前で犠牲になった方に黙祷を捧げてから東京地裁に向かった。
雨の中、東京地裁に着いた。前回、裁判官が1名交代したとの報告があったが氏名などの確認ができていなかったので、法廷に入る前に1階ロービーに置かれている当日の裁判一覧表を閲覧した。
その結果、民事部第50部(626号法廷)の裁判を担当する者として、裁判長・廣谷章雄、裁判官・和久田道雄、裁判官・原田佳那子、書記官・森川博之の氏名が書かれており、和久田裁判官が新たな裁判官であることが確認できた。
神世界等に対する損害賠償訴訟は、第一次訴訟が、「平成21年(ワ)17050号」であったが、第二次訴訟の方は、「平成21年(ワ)47212号」という裁判名になっていた。前回からこの二つは併合審議となったので、10:30からの裁判名には両方の番号が記載されていた。第一次訴訟の原告は16名、第二次訴訟の原告は23名、計39名の原告が被告・(有)神世界外24名を訴えているのがこの訴訟だ。
この日、午前10時から626号法廷では別の事件の口頭弁論が行われていたが、傍聴は誰でも自由にできるので参考までに傍聴した。係争の内容は損害賠償訴訟のようであったが、やり取りの中で興味深い内容があった。準備書面の中には、原告・被告間で交わされた会話の内容を収めたボイスレコーダーの記録があったとする内容が書かれていたようだ。裁判長がその所在を被告に尋ねたところ、被告は、「そのときは、このような裁判になるとは思っていなかったので消してしまいました」と答えると、廣谷裁判長は「エーー!」という顔で、「え!消してしまったの?残念だなぁ・・・。それがあればいい証拠になったんだけどねぇ・・」と述懐した。
神世界に今でも通っている人がこの記事を見ていたら、是非サロン内での会話をボイスレコーダーに録っておくことをお勧めする。将来、自分が原告になった際には、それが大いに役立つかもしれない(笑)
この裁判は10分ほどで終わったので、神世界関連裁判まで20分ほど待つことになった。
10:30が近づくに連れて神世界側、原告側の人達が続々と入廷してきた。法定内の人数や人物配置は前回とほぼ同様で、原告側は紀藤弁護士を初めとして16名ほど、被告側は8名の被告及び被告代理人が着席した。被告側で被告本人が出廷したのはこれまでと同じくプラス花の被告夫妻だけで、それ以外は代理人が出廷していた。傍聴席は今回もほぼ満席に近い状態となり、警察関係者も傍聴していたようだ。
開廷前に、「今朝届いた書類です」と言いながら書面が慌ただしく原告代理人に配布された。被告側は、またしても、「遅くとも一週間前には準備書面を届けるように」との裁判長の指示を無視し、当日になって準備書面を出してきたのだ。
 |
全部△が付けられた準備書面(4) (イメージ) |
ほぼ定刻の10:31になって裁判長らが入廷し、全員起立の後、口頭弁論が開始された。まず双方から提出された準備書面の確認が行われたが、廣谷裁判長は、「被告・(有)神世界から全部に△をつけた準備書面(4)が出された。これは被告・(有)神世界としては現場は分からないということですね?」と改めて被告代理人に尋ねた。これに対して被告代理人は「はい」と答えた。感情表現が豊かな廣谷裁判長は、思わず、「まぁ〜・・・」と声を出し、このとんでもない準備書面の内容に呆れ果てたという仕草を見せた。
みろくは原告の金銭支払い認否については「まだ検討中」との返答だったが、「すでに資料は警察から還付されていますよね?」との問いに、「すでに還付はされていますが確認には1カ月半くらいはかかりそうだ」と回答。
E2は原告の金銭支払い認否について、「4トントラック2台分の資料が警察に押収されており、資料の還付がまだなので確認できない。資料が戻り次第確認したい」との回答だったが、E2の杉本被告は現在の住居が狭く、トラック2台分の資料を警察から返されても保管する場所がないので還付を受けることができない状況にあるとのことだった。
アカサカは原告の金銭支払い認否について、「第一次訴訟分については現在分析中なので次回には認否ができそうだ。第二次訴訟分についても現在調査中だ」と答えた。
びびっとは原告の金銭支払い認否について、「他と同様だ。全てを認否できるようにしたい」と答えたに留まった。
プラス花は原告の金銭支払い認否が具体的かつ詳細に行われているとのことだ。原告代理人はプラス花の対応について、「金銭支払いを認めるにしても、否認するにしても付随する情報を提示しているので日時の誤りや項目の誤りなどがあった場合にも原告・被告間で調整が可能だ。他のところも原告に関する収支資料を提示して認否をしてほしい」と申し入れていた。
こうした中で、尾崎幸廣弁護士が、「原告は、これだけの支払いをしたと主張しているのだから領収書を受け取っている筈だ。それを出せばいい」と主張した。私はこの発言を聞いて、尾崎弁護士はひょっとすると神世界がどのようなところか全く知らないのではないか?と思った。神世界のサロンでは客から金を受け取っても領収書は発行しないのが常の姿であり、一部の客が領収書の発行を強行に求めた際も、「それを何に使うのか」などと言って領収書の発行を渋ってきた団体だ。領収書がないために原告は被害実態をまとめるに当たり非常に苦労している。
尾崎弁護士が神世界では領収書を発行していなかったことを知っていながら上記の発言をしたのであれば原告に対する新たな挑戦であるし、知らずに発言をしたのだとすれば被告代理人として極めて調査がお粗末であることを露呈したに過ぎない。尾崎弁護士のこの発言を聞いていた他の被告側代理人も、さすがにこの発言を援護する者はいなかった。
最後に、廣谷裁判長は、「まず、認否を先行させましょう」と述べ、再度被告代理人に対して、「当日に準備書面を出したりせず、少なくても一週間前までには書面を出すようにして下さい」と伝えた。
次回期日(第8回)はすでに7月15日(水)と決まっていたので、次々回期日の設定が行われ、次々回(第9回)は夏休み期間中を外して9月21日(水)の午後3時からと決まった。
10:57閉廷。
口頭弁論終了後、別室にて被害対策弁護団から本日の口頭弁論の内容等について説明があり、今後の口頭弁論の進め方についても概要が説明された。
神奈川県警に提出した刑事告訴の件については現在進行形の事案であるため詳細を述べることはできないが、「動いている」とのことだった。
11、第8回口頭弁論(2010.7.21)
 |
| 合同庁舎6号館にある公安調査庁 |
神世界等に対する損害賠償訴訟の第8回口頭弁論が2010年7月21日、午前10時10分より東京地裁で行われた。この日の東京は都心でも気温が36.3度まで上がり、2008年8月以来2年ぶりの猛暑日が記録された。非常に暑い中であるにも係わらず、たくさんの方が傍聴に来てくれていた。
7月21日は、「公安調査庁設置記念日」でもある。公安調査庁は東京地裁のすぐ裏手にある中央合同庁舎6号館にあるので裁判終了後に行ってみたが、入口には警備員が常時詰めており、建物の中に入ることはできなかった。
公安調査庁は、オウム真理教(現アレフ)の施設に定期的に立ち入り調査を行ったり、北朝鮮の動向調査、極左・極右団体の監視、共産党の動向監視などを主な任務としており、体制擁護のための諜報活動を行っている国の機関だ。「公安警察」と「公安調査庁」とは別の組織であり、公安警察は捜査機関、公安調査庁は情報機関に分類されている。
神世界と公安調査庁とのつながりと言えば、びびっととうきょうが等々力でサロンとして使っていた建物の所有者が緒方重威・元公安調査庁長官であった件が思い出される。緒方元長官の住居は目黒区柿の木坂にあったエレヴァシオンというサロンのすぐ裏にあり、緒方元長官と神世界との間には密接な関係があったのではないかと推測されたが、真相は闇の中に埋もれたままだ。
緒方重威・元公安調査庁長官は現職時代に自分が監視する相手であった朝鮮総連本部ビル売却に関する詐欺容疑で、2007年6月28日に東京地検特捜部に逮捕され、後に起訴された。
裁判所1階での確認
裁判所1階に置いてある本日の裁判一覧表を確認してみたところ、裁判官がとして新たに布施雄士、書記官として石原晶美の2名が追加されていた(しかし裁判が始まってみると裁判官はこれまでの3名、書記官はこれまでと同じ男性書記官1名だった)。
開廷前の法定内
当日の626号法廷は、10時10分以前には裁判がなかったので、626号法廷は午前10時を過ぎてもまだ鍵がかったままだった。10時5分頃になって書記官が法廷の扉を開き中に入ることができた。
今回も原告側弁護団の女性係員が運んできた大きなキャリーバックの中にはぎっしりと準備書面などが詰め込まれおり、次々と原告側弁護団に書面が配布されていた。被告側弁護団からは、これまで何度も裁判長から注意がされていたにも係わらず、開廷直前に新たな準備書面が裁判所に提出されていた。
原告団は法定内に15名、傍聴席に2名の計17名、被告側はプラス花の被告2名とその他被告の代理人名5名の計7名が出廷。傍聴席は8割程度が埋まった状態で、傍聴席には警察関係者の姿もあった。
10時15分開廷
定刻を少し過ぎた10時15分になって裁判長らが入廷し、口頭弁論が開始された。まず廣谷章雄裁判長が双方から提出された準備書面や陳述書の確認を下記のように行った。
●原告側から準備書面(「個別論ですね」と裁判長)
●みろくから準備書面7
●いま出されたのがE2の陳述書
●えんとらんすの準備書面6(「これは損害の認否ですね」と裁判長)
●プラス花の準備書面5
●プラス花から書証が出ていますね(乙号証Hの13、14)
●「びびっとは?」との裁判長からの問いかけに、「準備中」、「次回までには」と門西代理人
●「(有)神世界は個別の認否についてはよくわからないということですね」と裁判長が念押し
こうした準備書面などの確認の中で、えんとらんす代理人及びE2代理人は、「かなり整理できてきた。次回までには個別の被害状況認否はできる予定だ」と回答した。えんとらんすは個別の被害状況について○(認める)としたものもあるが、回数の違いや年度の違いなどがあり「一部を認める」としたものもあると回答した。
原告側代理人は、「幹部として働いていた者の証言なども得ており、(神世界と各社の)団体性についても今後主張して行きたい」と述べた。
裁判長から、「個別の被害状況については徐々に見えてきたようだ。原告側として何を捉えて『不法』とするのかを具体的に出してほしい。できれば簡潔にまとめてほしい」という言葉があった。
この後、裁判の進め方について原告、被告、裁判長の間で若干のやり取りがあり、進行協議は設けずにこのまま口頭弁論を進めて行くことが確認された。
次々回以降の日程調整になったが、みろく代理人が水曜日の午前中は都合が悪いとのことで今後の日程はいずれも水曜日の午後3時からとなった。口頭弁論の日程や時間は代理人の都合によって決せられるようだが、遠方から参加している原告や傍聴者は午後3時からの開廷では非常に参加しにくいという声が多くあった。口頭弁論の主体である原告の都合にも配慮した時間設定ができないものだろうか。
■第10回口頭弁論 平成21年9月15日(水)15:00より
■第11回口頭弁論 平成21年11月17日(水)15:00より
■第12回口頭弁論 平成21年12月22日(水)15:00より
閉廷直前に廣谷裁判長から、「準備書面は当日出すことのないように(一週間前までには出せという意味)」と再度の注文が出された。被告側代理人はこれまで何度も同じ注意を受けており、被告側代理人の「行儀の悪さ」には、裁判長も辟易しているようだ。
以上で第8回口頭弁論は終了した。
10時35分閉廷
口頭弁論終了後、地裁内の別の場所にて原告団弁護士から本日の口頭弁論の内容についての説明や今後の進め方についての説明や質疑応答が行われたので、その内容を簡潔にまとめてみた。
第8回口頭弁論では原告側は新たに110ページほどの準備書面を提出した。原告が主張している被害状況の被告側認否も徐々に出てきているが、かなり食い違っている部分もあり、今後更に詰めていく必要がある。
刑事告訴について水面下での動きはあるが、まだ大きな動きにはなっていない。あれだけ悪いことをしておきながら何も立件されないようなことになれば、「あそこまではやっても大丈夫」というおかしな基準が作られてしまい、社会に与える影響は非常に大きい。原告側としては何としてもこの事件を立件させ、このような事件が割に合わないものであることを知らしめていきたい。
警察という組織は、元々宗教がらみの詐欺事件をあまり積極的に取り扱おうとしない組織だ。刑事告訴はまだ正式に受理されてはいないが横浜地検も内容は把握している。現時点では横浜地検に被害者の声を集中させることも効果的だ。
事件発生から年数が経過しており、時効が近づいている案件もある。時効についても考慮しながら作業を進めている。
口頭弁論は時間がかかるものだが、被害者の皆さんがたくさん傍聴に来てくれることで裁判所にも被害者の思いが伝わるものだ。何かと大変だと思うが、できるだけ多くの方に傍聴をお願いしたい。
以上のように、この裁判(口頭弁論)を原告勝訴に導くためには、被害者の皆さんが主体的に動くことが重要です。自分にできることは何かを考え、それぞれの立場で最大限の活動をしていきましょう。
第8回口頭弁論を傍聴した人から寄せられた感想や意見など
本日の口頭弁論は、被告側から提出された被害状況の認否リストに対して、裁判長がそれぞれに確認を行った。
このように認否リストが出揃ってきた中で、神世界だけ分からないとしてきた事に対して、裁判長が「それはそれでよい」と発言していたが、これは突き放しているのか何なのか、非常に意味深に聞こえた。
ということで、今日は被告側が被害状況の認否リストを裁判長と原告に提出し、これらについて原告側に反論があれば、次回から行っていくという流れになった。
前回に進行協議を行った為か、お互いの意志疎通がなされてきて、被告弁護人の姿勢が「言われたことはやりましょう」という風に変化してきた印象を受けました。ただし、再三裁判長が「準備書面は一週間前に出すように」と注意してきたにもかかわらず、今日も同じことを繰り返していた被告弁護人の一人にはレッドカードを出したいと私は思いました。
原告の被害状況に対して、神世界側がどのような認否リストを作成してきたのかが精査されていくわけですが、嘘のない認否リストであってほしいと思います、被害者の証言は事実そのものなのですから。
--------------------------------------------------------
回数や日付が違う(笑)
本当にしょーもないことしか見ないんだなとうんざりする。
そんなちまちましたしたこと探していないで、その被告たちを守る意味がどこにあるのか、自分の胸によく手を当てて考えてみろってんだ。
不法性がどこにあるか?
しつこく追い込んで、
自分の意志で行ったことだと強制させて、
終わることなく次から次へとお金を要求して、
これしかないと思い込ませて、
借金は当たり前、
社会的地位や人間関係や家庭や自尊心を、人生をぶち壊して、
人の不幸の上であぐらをかいて贅沢・勘違い人生を送っている。
これが許される世の中なら、絶望的だ。
--------------------------------------------------------
Happy Flavor Senseにも第8回口頭弁論に関する記事が掲載されています。
|
戻る